こんにちは、CYCLE-SEARCH(サイクルサーチ)代表の京(キョウ)です。
今回は私のとっておきのロードバイクのトレーニングコースである「太平山コース」を詳しい解説を交えながらご紹介するのと、私がなぜこのコース走り続けるのかをご説明したいと思います。
非常に恵まれたコース環境
太平山とは、秋田県秋田市のから程近い太平山リゾートがある地帯のことです。
まずなによりも先に太平山コースの良い点として上げたいのは、高速走行をするロードバイクに恵まれた交通環境をもちながら、秋田駅東口からも秋田中央ICからも約15kmと交通アクセスが良いことです。
太平山リゾート一帯には、太平山スキー場、キャンプ場、温泉プールなどがあり、グループや家族はもちろん、一人でも楽しめるリゾート施設となっています。
太平山リゾート 公式ページ http://www.theboon.net/
トレーニングに理想的な30kmコース
太平山へは往復で30km弱、獲得標高275mで簡単なコースです。
私はこのコースを最初に走り始めてから今では2年目に入り、おそらく100回以上、同じコースを繰り返しラップ走行しています。
私も色々な場所を走っていますが、太平山コースはトレーニングには理想的なコースなのでぜひおすすめしたいです。
コースイメージ
コースの始まりは街中から郊外へ、7.5㎞まではゆるやかになっていて、一定のスピードで走れます。
残り7.5Kmからは山の始まりで、15km先まで自然豊かな上りコースを走りますが、徐々に勾配が高くなり、道が曲がりくねって折返し地点に到着します。
折返し地点の温水プール「クアドーム ザ・ブーン」前で一旦休憩となります。
帰りは同じルートで戻ります。5つのコーナーをラインどり、ブレーキングを毎回同じタイミングでチェックしていきます。
一旦上り坂ですが、すぐに約5~10%の勾配の下り坂(距離にして4Km)になるので、そこで高速ライドを試します。
コース後半は街中です。自動車や人の流れに沿って、安全にゴール地点を目指します。
まとめ
「何故同じコースを何度も走るのか?」
その理由は、今の自分の状況を正確に把握した上で、自分の安全基準を作るためです。
走行時の大まかなチェックポイントは以下です。
- ヒルクライム(行きの上り)で路面とコースを下見していきます。
- ダウンヒル(帰りの下り)で自分の可能な限りで攻めの走りをする。
- コーナーを攻めて視野方向、ブレーキングを詰める。クリッピングポイントをチェックして、加速をして次のコーナーへ向かいます。
※脳科学研究で、人間にはマッスルメモリーという機能が備わっているそうです。例えば、人間が無意識に歩けるのはこのマッスルメモリーのおかげということ。つまり記憶された条件反射により、とっさの判断を一瞬で正確に行う行動が可能となります。 但し「最近の研究において、21日間繰り返すと体が条件反射で動く」と言われています。
当然ですが人は歳を追うごとに、判断能力が衰えていきます。
私自身も50代となり、様々な衰えを感じますが、常に安全に楽しく走るために、同じコースでトレーニングを繰り返し、今の実力をテストして自己認識しています。
実際に2年間のトレーニングによって判断力が格段に向上することを実感していますので本当にオススメです。
むしろ色々なところを走行する為にも普段から同じコースを走り、マッスルメモリーを鍛える必要があると思います。
やはり楽しく走る為には、絶対に欠かせないことだと思いますので、ぜひお試ししてみてはいかがでしょうか?